No.102 マイブーム
お元気ですか?
3月を目前にして宇都宮では16cmの大雪が降りました(10cm超えは2005年以来)。
私は運良く「定休日」だったので家の軒先でのんびりと空から降ってくる雪を眺めていると、AM9:00を過ぎた頃からビックリするぐらいデカい牡丹雪に変わり、手のひらに乗せるとたくさんの結晶が集まって1つの形を成しているのが良く分かりました。
雪が降る度に「この雪を人工的に降らせたらいくらかかるのかな?」と思ってしまうのは私だけでしょうか…。
最近の私は、休みの日になると必ず近所にあるTSUTAYAに顔を出します。
目的は週刊物の「池上彰と学ぶ 日本の総理(全30巻)」をゲットするためです!
この本はそれぞれの総理の生い立ちや功績、そして時代背景などが分かりやすく説明してあり、誰でも読みやすい内容になっています。
近年の総理大臣を見ていると、八方美人になり過ぎていて「国のリーダー」と呼べるような人物はなかなか現れません。
これはあくまでも個人的な意見ですが、本気で何かを変えようとするならば大阪市の橋下徹市長のような独裁的な部分もある程度は必要だと思うのです。
TV画面でしか姿を観ることは出来ませんが、「この人は命を賭けてるな!」と思わせるぐらいの気迫を感じます。(「行列」に出演していた頃の顔つきとは雲泥の差です…)
「維新八策」の中にある年金の積立方式は是非とも実現していただきたいと思っています! (掛け捨ては反対だけど…)
そもそもどんな政策を掲げても「国民全員が納得する政策」などあり得えません。国民もそれは分かっていると思います。
「全ては政治や国が悪いから」とは思いません。でも、「政治」が私たちの生活を大きく左右するということは間違いないと思います。
だから、国民を度外視するような政党争いや権力争いの場面を目にすると腹が立つのを通り越してガッカリしてしまうのです。
そういうこともあってか、敗戦によってボロボロになった日本を再建へと導いた昔の総理大臣たちってどんな人物だったのか非常に興味がありました。
そんな時にこの本が発行されたのです。
まだ7人の総理(吉田茂~田中角栄)しか読んでいませんが、1人1人が個性とエネルギーに満ち溢れています!
67歳で政治家デビューを果たし「ワンマン宰相」と呼ばれた吉田茂や長期政権で沖縄返還を実現させた佐藤栄一、そして「コンピューター付きブルドーザー」と呼ばれ日本列島改造論を唱えた田中角栄などはとても読み応えがありました。
「今あるこの制度はこの頃に出来たのか!」とか「今でも日本に米軍基地があるのはこういう約束をしたからなのか!」など現在の日本とリンクすることが数多くあります。
ジックリ時間をかけても1時間で読み終わりますので、学校帰りや仕事帰りにでも本屋さんに立ち寄り、是非とも手に取ってご覧になって下さい!
「昔の日本」を知ることによって「現在の日本」を理解することが出来ます。そして「現在の日本」を理解することによってほんの少しだけ「これからの日本」が見えてくるような気がするのです!
ではまた!!