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  • 執筆者の写真店長

No.103 あの日から…



お元気ですか?

昨日(定休日)と今日の2日間を利用して年に一度の「人間ドック(独協)」を受診してきました!(お店の方は今年の目標でもある「揚げ場スタッフの育成」が順調に進んでいるので昨年のような臨時休業にはせず、通常通り営業することが出来ました!)

車に例えるなら「車検」のつもりでこれからも定期的に受診していこうと思います!

「あの日」から間もなく丸1年が経とうとしています。

「もう1年経つのか…」

これが皆さんの率直な気持ちだと思います。もちろん私自身もそうです。

季節が移り変わっても頭の片隅ではいつも「あの日」を思いながら過ごしてきたから特に早さを感じるのではないでしょうか。

TVや新聞で得る情報からは復興が進み始めていることを確認することもできますが、ほとんどは「足踏み状態」であることが浮き彫りになっています。

「瓦礫処理」だけ見ても3県(岩手、宮城、福島)の最終処理率はまだ5%ということです。

そう考えると、対応の遅さはあるにせよ今回の大震災がどれだけ甚大な被害をもたらしたのかということを思い知らされます。

先日の新聞に小学1年生の男の子が津波で亡くなった父親(大川小学校教諭)に対して書いた「お手紙」が載っていました。


おとうさんへ

おとうさん、ぼくはげんきだよ。

あのとき、すごくおおきなじしんとつなみでこわかったよ。

おとうさんがながされてかなしかったよ。

おきにいりのおもちゃもあたらしいランドセルも、おとうさんにつくってもらったプラモデルもぜんぶなくなってしまったよ。

なきたいことがいっぱいあったけど、ぼくがまんしてなかなかったよ。

えらいでしょ。

ほめてくれるよね、おとうさん。

おとうさん、ぼく、いちねんせいになったよ。おともだちもできたよ。

なつやすみのしゅくだいもおてつだいも、ちゃんとしているよ。

あさがおもきれいにさいたし、かぶとむしもげんきだよ。

おとうさんのために、おはかもきれいにしたよ。

よろこんでくれるよね、おとうさん。

おとうさん、ぼく、おとうさんがいないのはすごくさびしいけど、がんばっているよ。

おとうさんがよろこんでくれるように、がんばってるんだよ。

だからおとうさん、いつもぼくのそばにいてね。

ゆめのなかで、ほめてね。

ぼく、いつでもまってるね。

それまでお父さんといっぱい遊んできたのでしょう…。

そしてこれからもいっぱいお父さんと遊べるはずだったのに、お父さんも我が子の成長を一番近くで見ていたかったのに…。

私にもこの春、小学1年生になる息子がいるので読んでいて胸が絞めつけられる思いでした。

間もなくやって来る3月11日には震災関連の特別番組が各局で放送されます。

私はほとんどの番組を録画予約しました。時間をかけて1つ1つジックリ観ようと思います。

時の流れで薄れ始めている「記憶」を取り戻すために…

ではまた!!

*長渕剛の新曲「愛おしき死者たちよ

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