• 店長

NO.111 男なら…

お元気ですか?

ゴールデンウィーク真っ只中ですね!私は6日(日)まで休まず揚げ続けますが、中には「9連休」という方もいらっしゃるようで家族や友人たちと充実した日々を過ごされていることと思います。

新入学生や新入社員の方は慣れない環境で疲れが蓄積してきた頃だと思いますので、思いっきり羽を伸ばして「心身共にリフレッシュ!」がいいですね!

先日、スタッフ増員のため求人広告を出したところ、多数の応募があり、そのうち3名の方と面接させていただきました。

今回は「女性スタッフ」を増員したかったのですが、「正社員募集」だったこともあり、女性よりも男性の応募が圧倒的に多くありました。

でも、実際に面接させていただいた男性は電話で話をした時「声に笑顔」があった1名だけでした。

数日後、男性は約束の時間にお店にやってきました。

持参した履歴書に一通り目を通してから本格的な面接が始まりました。

私の面接は仕事をやりながらになるということもありますが、最低でも1時間はタップリかけます。

世間話を交えながら様々な角度から質問を投げかけたり、私の「仕事観」や「人生観」なども包み隠さず話をします。

面接だけで見える部分はほんのわずかではありますが、長い時は2時間を超えることも珍しくありません。

いろんな会社に応募し続けても不採用続きで自信を無くしている方も結構いらっしゃいます。

そういう方の中には「こんなに話を聞いてもらったのは初めてです…」と感極まる方もいらっしゃいます。

その男性とも2時間に及ぶ面接となりました。

高校を卒業してから小料理屋さんで5年間修業し、その後も料理の幅を広げるためにいくつかのお店で修行を重ねたようです。

「いつか自分の名前で店を持ちたい!」という思いで頑張っていましたが、離婚をきっかけに力が抜けてしまったということでした。

その後は「本気」になることなく、なんとなく働いてきたようです。

私はいつものように本音で仕事観や人生観を語り、脱サラを決意したことや自分で商売を始めようとした「覚悟」などを話しているうちに男性の目には輝きが戻ってきました。

その男性はとても笑顔が良く、穏やかな喋り口調で「人に好かれるオーラ」を放っていましたので接客業にはとても向いていると思いました。

面接が終わり、私が「うちでやってみるかい?」と問いかけると男性からは意外な答えが返ってきました…。

「こんな事言うと『お前何しに来たの?』って思われるかもしれませんが、店長さんのお話を聞いてあの頃の気持ちを思い出しました。正直、これからも何となくでいいかなって思っていたので安易な気持ちで応募してしまいました。でも、一度きりの人生なのでもう1回だけ本気になって勝負してみようと思います!」と言って涙を流しました。

私はいくつかのアドバイスを送り、最後に「何かを成し遂げようと思った時は最悪の結果を想定しなくちゃダメだよ。その上で自信より不安の方が多いのならやらない方がいい」と言葉をかけました。

そして「もし、お店を出すことになったら必ず連絡してよ!」と携帯番号を紙に書いて渡すと、「頑張りますっ!」と笑顔で店を後にしました。

男なら誰でも一度は「浪漫」を求めて扉を開いてみたくなる時があると思います。

開くことは誰にでも出来ます。ただ、その開いた扉の先にある足の踏み場も見えない霧の中を片足ではなく両足で踏み込み、振り返ることなく今までの世界に扉を閉じるということは頭で考えているほど簡単なことではないと思うのです。

ではまた!!

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