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  • 執筆者の写真店長

No.112 ついに実現!「高知一人旅」(前編)



お元気ですか?

先日、栃木・茨城を襲った「竜巻」には本当にビックリしました。

私的には「竜巻(ハリケーン)=アメリカ」というイメージなのでTVで流れる映像を観ていても日本で起こったということを理解するまでにはちょっと時間がかかりました。

自然災害は「他人事」とは思わず、「明日は我が身」という気持ちで身構えることが被害を最小限に抑える手段かと思います!

ゴールデンウィークが明けた7日(月)~9日(水)の3日間はお休みをいただき、私なりの「プチG.W」を過ごさせていただきました!

今年から息子が小学生になったということもあり、保育園時代のように「休ませて家族でおでかけ」とはいかず、どうやって過ごそうかとアレコレ考えていました。

私にとって「連休」は年に3回(G.W明け・お盆明け・正月明け)しかないので「充実した時間を過ごしたい!」という気持ちが強くあります。

考えているうちに沸々と湧き上がってきた思いがありました。

それは「高知一人旅」…。

このブログをずっと読んで下さっている方なら憶えている方もいらっしゃると思いますが、

きっかけは2010年に放送されたNHK大河ドラマ「龍馬伝」。(ブログNo.41「龍馬伝」完結!

それ以前から坂本龍馬が大好きでしたが、「龍馬伝」を観てから「龍馬が生まれ育った高知に行ってみたい!」という思いが強くなっていました。しかし、なかなか実現することができませんでした。

前からちょこちょこ話はしていましたので、妻にお伺いを立てた時は…「やっぱりそうきたか!」という顔をされましたが、予想外の快諾を頂きました!(有難き幸せ!!)

2年前に買っておいた「るるぶ高知」を引っ張り出し、プランを立てながらワクワク気分!

行きたい場所がたくさんあったので「よしっ!せっかく高知まで行くなら休日をフルに使おう!」と2泊3日でいくことに決めました。

旅行当日の早朝、妻の運転する車に飛び乗り、新鹿沼駅(東武鉄道)に向かいました。

駅に着き、見送る息子に「お土産買ってくるからなぁ~」と手を振ると「えっ!?パパお仕事で行くんでしょ?」と一言。どうやら妻は息子が羨ましがるので「パパは遠くまでお仕事に行くんだよ」と洗脳したらしい…。

慌てた私は「そっ…そうそう!お仕事だけどお土産は買えるから大丈夫だ!」となんとかその場を凌いで特急スペーシアに乗り込みました。

浜松町からモノレールに乗って羽田に到着。飛行機の出発までちょっと時間があったので空港内をウロウロしていると出発ロビーで見覚えのある金髪の男が…。

その男とは…TVでお馴染みのデーブ・スペクターでした。

真剣な表情でひたすらノートパソコンを打ち続け、強烈な「話しかけんじゃねぇオーラ」を放っていました。

そんなことしていると出発時間が近づき、ANAの飛行機に乗り込むと、唸りを上げて大空高く飛び立ちました。

窓際の席だったので高知に着くまでの1時間30分は居眠りもせずにず~っと外を眺めていました。

かなりの高度になってから眼下にニョキッと頭を出している山がありましたので、「もしかして…」と思い、客室乗務員の女性に「あれって富士山ですか?」と聞くと「そうですよ!」との答え。「うわ~っ!富士山見下ろしてるぞぉ~」と大興奮!!

それからも眼下に広がる雲海とどこまでも真っ青な空を無心で眺めているとまさに「夢心地」でした。

しかし…空港に到着すると「予想通りの激痛」が私を襲いました。

その「激痛」とは3日前から突然襲われた「歯の痛み」でした。

「こんな痛みは初めてだ」と思うぐらいの激しい痛みで、鎮痛剤(ロキソニン)を飲まないと昼間は仕事に集中出来ず、飯も食えず、夜も眠れない状態でした。

(歯の痛みは脳に近いので強烈!!)

薬を飲むと魔法のように痛みがなくなりますが、5時間ぐらい経つと効力が切れて再び激痛に襲われる状態でした。

あまりの痛さに「旅行には行かず歯医者に行こうかな…」とも考えましたが、

「年に3回しかない連休に歯医者なんて行ってられるかっ!!」と強行したのであります。

空港を出る前にジュースを買って薬を飲み込み、20分ぐらいジッとしていると痛みが和らぎましたので「よしっ!行くか!!」と気合を入れ、予約もしていないトヨタレンタカーへ重たい荷物を背負ってトコトコ歩き出しました。

実は、「行きの航空チケット」こそ予約したものの、「どうせG.W明けだから空いてるだろう!」とレンタカーや宿泊場所、帰りの航空チケットなどの予約は一切せずに高知に向かったのであります!

トヨタレンタカーに到着し、「予約してないんですが一番安い車を貸してください!」とお願いすると女性スタッフはちょっと面食らった感じでしたが「すぐご用意させていただきます!」と言って準備してくれました。

手続きを済ませると女性スタッフに「高知に来たら絶対に行くべき観光スポットと食べておくべきグルメ(お店)を3つずつ教えて下さい!」と聞きました。

このセリフは高知に滞在している間、事あるごとに使いました。(観光した場所やお土産屋さん、宿泊先のスタッフなど)

情報を収集する度に自作の「旅のしおり」に書き足しました。

レンタルした車はまさに「コンパクトカー」と呼ぶに相応しい狭さでしたが「歩くよりはマシだ!」と自分に言い聞かせ、頭をぶつけながら乗り込みました。

家が建っている向きを確認しないと方角が分からないほど「スーパー方向音痴」である私はカーナビの操作だけはしっかりと教わりました。

そして、最初の目的地である「坂本龍馬記念館」をナビで検索してアクセルを踏み込み、ついに「高知一人旅」の幕が開いたのであります!

後編に続く…

ではまた!!

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