No.116 アニキが街にやってきた!
お元気ですか?
昨日は定休日を利用して友人と毎年恒例の「裏磐梯釣行」へ行ってきました。
地元の方に聞くと、今年は季節が遅れているということでしたが、桧原湖の湖畔や島々には緑が溢れていて絶景を眺めながら心身共にリフレッシュすることが出来ました!
(釣果も過去最高!イェイ!!)
6月2日(土)、ついにアニキこと長渕 剛が宇都宮にやって来ました!
以前のブログ(No.105 アニキが街にやって来る!)でご紹介させていただきましたが、チケットをゲットしてからこの日が来るのをずっと心待ちにしていました。
ライブ当日の朝、店に入ると昨年開催された「とちぎ元気グルメ選手権」の時に着用したオレンジ色の「別注コック服」を身にまといました。
なぜ「別注コック服」を着たかというと、お昼の時間に合わせて会場となる宇都宮文化会館に鳥亀特製骨なしから揚げを差し入れするためです!
会場は店から車で5分足らず。揚げたてのからあげをこの手で届けようと朝から気持ちが高ぶっていました。
でも「前以って連絡をしておいた方がいいな」と思い、文化会館に電話を入れると女性スタッフから「分かりました!では関係者の方にお繋ぎ致しますので少々お待ちください」と言われて保留メロディが流れました。
メロディを聴きながら「どうか受け取ってもらえますように」と何度も祈っているうちに心臓がドキドキしてくるのが分かりました。
しばらくすると「お待たせしました」と男性の声が聞こえました。
『お忙しいところ大変申し訳ございません。私、15歳から勝手にファンをやらせていだいておりまして今年で40歳になりました。長渕さんの歌にずっと励まされ、脱サラして「唐揚げ屋」を営んでおります。会場が店からすぐ近くということもありまして是非ともお届けさせていただきたいのですが…』と思いついた言葉を一気に話すと…
「大変申し訳ありません。そういったことは一切お受けできないことになっておりまして…」
「何とかお願いできないでしょうか」
「申し訳ありません…」
「そうですか…。分かりました。でも、今夜は仕事が終わったらすぐライブに駆けつけさせていただいます。お忙しいところ本当に申し訳ございませんでした」
ガッカリして肩を落としながら電話を切ろうとすると最後に思いがけない一言が…
「申し入れがあったことは必ず本人に伝えさせていただきます」
私はこの一言だけで長渕剛に直接会えたような、そして長渕剛に私の全てを賭けたからあげを食べてもらえたような幸せな気持ちになれました。
店が終わると、油まみれのまま急いで会場へ向かいました。
入口でチケットを出し、大ホールの扉を開けると真っ先にオーラ全開の長渕剛が目に飛び込んできました。
場内のボルテージは最高潮!3階席まで人で埋め尽くされ、2000人の観客たちは総立ちで歌に合わせて右手を突き上げていました。(ライブの雰囲気を味わいたい方は⇒こちらをどうぞ!)
その光景を見た私のスイッチもONに入り、スタッフが席(1階19列)まで案内してくれる途中も右手を突き上げながら雄叫びを上げました。
席まで案内されると3人の友人たちの姿が見えました。
「来たぞぉー!!」と声をかけると「おぉ~来たかぁー!!」と合流して一緒に並んで右手を突き上げました。
長渕剛のライブは「壮絶」の一言に尽きます。汗ビッショリになりながら力の限り歌い続け、指から血が出るほどギターをかきむしり、観客たちに「お前らそんなもんかっ!」と言わんばかりに迫ってきます。
観客たちも「まだまだこんなもんじゃねぇぞ!!」という勢いで向かっていきます。
私は何千、何万という人たちの熱い思いをたった一人で受け止めるエネルギー、そしてたった一人の人間が何千、何万の人たちを一か所に集めてしまうカリスマ性をライブに行く度に感じてしまいます。
(もし私がライブをやったとしたら「お金払うから来て下さい」と言っても1人も集まらないでしょう…)
ライブが終盤に差し掛かると、一番聴きたかった「ひとつ」がホール内に響き渡りました。紅白の時も感動しましたが、「生」で聴くと鳥肌が立ちました。(長渕剛のバラードは天下一品⇒こちらをどうぞ)
ライブが終わっても「剛コール」は鳴りやまず、再び登場すると名曲「乾杯」をギター1本で歌ってくれました。
そして、最後は観客に向かって「また逢う日まで元気でいなくちゃダメだぞ!」と声をかけ、手を振りながらステージを降りました。
ライブが終わってから4人で晩飯を食いに行き、余韻に浸りながら「長渕談議」に花が咲きましたが、もちろんそれだけでは物足りず、カラオケに行って声が枯れるまで時間を忘れて歌い続けたことは言うまでもありません…。
ではまた!!