No.118 あっぱれ!日本人!!
お元気ですか?
19日(火)の夜、台風4号は狙い撃ちしたかのように我が栃木県を直撃して足早に去っていきました。
翌日の定休日も午前中ぐらいまでは雨が残ると思いましたので「久しぶりに家でペコ(愛犬)と遊びながらゆっくり過ごすか…」と思っていましたが、朝5時過ぎに起きて外を見ると、太陽が「おいおいっ!俺はとっくにギンギンギラギラだぜぃ~!ワイルドだろ~」と強烈な光を放っていました。
「ワイルドなのは間違いありませんが、まだ本気を出すのはちょっと早いですよ!」と思わず突っ込みたくなりましたが、そんなことはお構いなしで朝から気温がグングン上昇し、宇都宮では今年一番の暑さを記録しました!
先月、東京へ行く用事があったので「ついでに見てみるか!」と思い、今話題の「東京スカイツリー」を眺めてきました。
浅草から見たその姿は「まぁ~高いことは高いけど想像していたほどじゃないな~」とちょっとテンションが下がりましたが、電車に乗って一駅目の「とうきょうスカイツリー駅」で降りて外に出ると…さっきまでのテンションが一気に急上昇!
あまりの高さに声を失い、林家ペーにも負けないぐらいの勢いで写真を連写しました。
「もっと近くで見たいっ!」とツリーの真下まで走っていくと、そこにはビックリするほどの見物客で溢れ返っていました。
真下からツリーを見上げた私は思わず「スゲェ~!」と声を出してしまいました。
見上げながら「人間ってスゲェ~!日本人ってスゲェ~!!」と素直に感動してしましたが、私のデカい頭だと10秒ぐらい見上げていると首が痛くなってしまったので、見上げては休憩…見上げては休憩…を何度も繰り返しました。
チケットは持っていませんでしたので、隣接している商業施設「東京ソラマチ」に入りました。建物の中も人で溢れかえっていてまともに歩けないほどでした。
そこでもまた「日本人ってスゲェ~!」と驚くものを目にしました。
それはイワサキ・ビーアイが出店している食品サンプルのお店「元祖食品サンプル屋」です。
やきとり、ハンバーガー、ラーメン、パスタ…どれもが本物に見えるほど超リアルなのです。お店にいた大勢のお客さん達からも「本物みた~い!」の声があっちこっちから聞こえてきました。(ちなみに我が鳥亀鶴田店のサンプルもイワサキ・ビーアイに作ってもらいましたが、必ず1日に何名かは「これ下さい!」とサンプルを手に取ってしまうほどのリアルさです!)
次から次へと商品を手に取り、やきとりの食品サンプルを手に取った時に「よしっ!これでみんなにイタズラしてみっぺ!」と味噌ラーメンのサンプルと一緒に購入しました。
その後、栃木県人としては絶対に立ち寄らなくてはいけない「栃木県アンテナショップ とちまるショップ」を探しました。
しばらくウロウロするととちまるくんのマークが入ったお店を発見しました。
中に入ると宇都宮餃子はもちろん、お笑いタレント「U字工事」で有名になったレモン牛乳や地酒など、たくさんの「The 栃木県産」がズラリと並んでいました。
「とちおとめジェラート」が大人気になっているとの噂を耳にしていたので、若い女性だけが並んでいた列の最後尾に「ごっつい顔した40男」が怪しげに紛れ込みました。
外に出て、スカイツリーを眺めながら食べてみると、イチゴの味が口いっぱいに広がり「並んだ甲斐があったな!」と1人満足してスカイツリーを後にしました。
家に帰ると早速、息子に「やきとり買ってきたよ~」と笑うのをこらえながら手渡すと「やったぁ~!!」と喜びながらバクっと食らいつきました。その姿を見た私は大爆笑!
妻は状況が分からず「なに???」って感じだったので訳を話すと「職場で試してみたいから貸して!貸して!!」とイタズラ顔。(翌日試したら、男性陣には「重さ」で偽物だということがバレてしまったらしいのですが、唯一「同僚の女性(私の高校時代の先輩)」ただ一人だけが昼飯前ということもあったのか、何のためらいもなく食らいついたとの事です…)
それにしても東京スカイツリーという「芸術品」や本物と見分けがつかない食品サンプルを作ってしまう日本人の技術って本当に素晴らしいと思うのです。
スカイツリーは日光東照宮にある五重塔(現在、五重塔内部が初公開されています!)の構造がヒントになっているとの事。
「何百年前」の技術が時を超えて「最先端」の技術に生かされるということはやはり日本人には元来そういった「才」が備わっているのだと思います。
そう考えると、現在は「コスト削減」ということだけにこだわり、海外に工場を持つ日本企業が増えている姿を見ると複雑な心境になってしまうのです。
確かに「地球規模」で考えれば、高等技術が伝授され、その国や地域に「潤い」をもたらすのでしょう。しかし、そのために国内工場が閉鎖され、リストラが次から次へと行われ、日本が「ジリ貧」になっていく姿を目の当たりにすると「日本で出来ることは日本でやろうよ!」と思ってしまう島国根性丸出しのちっぽけな自分がいるのもこれまた紛れもない事実なのです!
ではまた!!