NO.129 本気になって…
お元気ですか?
まだまだ残暑厳しく、仕事中に水分補給する量は今でも4リットルを軽くクリアーしてしまいます。それでも、風呂上りに外へ出てみると、見上げる夜空には月や星たちがクッキリ見えるようになってきて、「秋」がすぐそこまで来ていることを感じますっ!
まだまだ景気低迷が続くこの国では「雇用問題」も深刻化していますね。
最近では、大規模なリストラのニュースをTVや新聞などで目にすることが多くなりました。
お店の近くにあるハローワークの前を通ると、駐車場に入りきれないほどのたくさんの車が道路に溢れだし、列をなしている光景をよく見かけます。
私も時々「雇用保険」などの手続きでハローワークに行く機会がありますが、中に入ると求人検索をするためのパソコンはいつでも超満員。順番待ちをしている姿も見かけます。
現在、求人募集をする場合は「年齢」や「性別」を特定できない決まりになっています。
(「30代の女性活躍中!」みたいに間接的にしか表現できない)
実際には20代~40代までの募集がほとんどでしょうから、高齢になればなるほど「仕事探し」は本当に厳しい状況が続いていると思います。
でも、今回のブログで私が言いたいのは、特に若い世代の方々は「本気になって仕事を探していますか?」ということです。
私は、この2年7カ月の間にかなりの人数を面接させていただきました。
その感想として先ほどの言葉をどうしても言いたくなってしまう場面が数多くありました。
接客業の面接に来ているのに一番基本となる「笑顔」が全くない…。こちらがいろいろと説明してもうなずきもしない…。最後に「何か質問や不安なことはありますか?」と聞いても「特にありません」…。
緊張しているということもあるでしょうが、やはりそれでは何も伝わってこないのです。
ビックリしたのは「○日の○時」と面接の約束をしても、姿を見せず(電話も無し)…。
採用となって「○日から来て下さい」と言っても姿を見せず(電話も無し)…。
最初は「こんなことがあるのかっ!」とビックリしましたし、ショックでしたが、そんなことが一度や二度ではないので次第に慣れてしまった自分がいるのも確かなのです。
誰だって実際に働いてみると仕事内容や雇用内容が意にそぐわないことはあるでしょう。
でも、ちょっと嫌な事があると「もっと他にいい仕事(楽な仕事)があるはずだっ!」とすぐに辞めてしまう。
よく「隣の芝生は青く見える」と言いますが、100%満足出来る職場など私はないと思います。
仕事はやりがいがあるけど給料が安い…。仕事はキツいけど職場の人間関係が良い…。
プラスがあれば必ずマイナスはあるもので、その逆もまた然りです。
面接を受け続けていてもなかなか採用にならない方はうまく「自己表現」が出来ていないように思えます。「履歴書」はただの参考書類にすぎません。
一番大切なのは「ここで仕事がしたいっ!」という思いを、経営者なり人事担当者に感じてもらうことです。
このブログを読んで下さっている方の中で、仕事探しをされている方がいらっしゃったら今度の面接では最後に本気でこう言ってみて下さい!
「ぜひ働かせてください!1ヶ月だけでも結構です。もし、1ヶ月経っても見込みがなければ遠慮なくおっしゃって下さい。一生懸命頑張りますのでお願いしますっ!!」
いろんな人間がいますから、10人中10人の心に響くかは分かりませんが、少なくとも私ならその場で「採用」となることは間違いありませんっ!
今の世の中、さまざまな仕事がありますが、「楽な仕事」なんてないと思います。
仕事を覚える時期は特に大変だと思います。
でも、誰もが皆、失敗と成功を繰り返し、自分で自分を励ましながら、今日もまた「仕事」という名の「戦場」へ向かっているのです!
ではまた!!