No.134 不確かな自信
お元気ですか?
昨日(定休日)は、3年ぶりにゴルフコンペ(65名参加)に出場しました。
朝から調子が良く、前半37・後半 35 トータル 72(±0)でプレーした結果、 なっ…なんと優勝(グロスの部)してしまいましたっ!
いよいよ「スポーツの秋」が到来しましたので、みなさんも外に出てさまざまなスポーツを楽しんで下さいっ!
8月の終わり頃、コンビニの駐車場で追突事故を起こしてしまいました。
買い物が終わり、車に乗り込んでバックしようすると…… ガチャ~ンッ!!
一瞬、何が起こったのかよく分からなかったので車から降りてみると、見知らぬ車の左ライトがグチャグチャになっていました。
私の車もグッシャリと凹んでいたので、そこで初めて「何が起こったのか」を理解することが出来ました。
ほとんど後ろを確認せずにアクセルを踏んでしまったことが原因でした…。(トホホッ…)
車の持ち主は店の中で買い物をしているようだったので、出てくるのを待っていました。
しばらくすると、40代後半の男性が車に近づいてきたので、車の持ち主であることを確認してからデカい頭を何度も下げながらお詫びをして、免許証などを見せてから連絡先を交換しました。
任意保険を使って3週間ほどで修理も完了し、示談することが出来ました。
幸いにして今回の事故は、車に人が乗っていなかったので、修理だけで済みましたが、それでも気持ちがいいものではありませんでした。
TVや新聞では毎日のように何かしらの交通事故が報道され、記事になっています。
中には鹿沼市で起きた「クレーン車事故(2011年)」や関越自動車道で起きた「高速バス居眠り事故(今年4月)」など悲惨な事故も目に飛び込んできます。
加害者も被害者も、自分が事故を起こすなどとは考えたこともなく、自分が事故に遭うなど夢にも思わなかったに違いありません。
家族にしてもランドセルを背負って「行ってきます!」と元気に出掛けていった我が子の声を二度と聞くことが出来なくなるなんて今でも信じられないのではないでしょうか…。
私自身もあの日、車に乗り込んだ時には自分がコンビニの駐車場で事故を起こすなんて想像もしませんでした。
朝のニュース番組でグチャグチャに大破した車の映像を観ながら「事故って怖いなぁ~」と思っても「行ってきます」と家を出て、車に乗り込み仕事に向かう。
あれほど悲惨なクレーン車事故があってもランドセルを背負って「行ってきま~すっ!」と元気に出掛けて行く息子に「いってらっしゃい!車に気をつけてなっ!」と送り出す。
メディアを通じてどれだけ悲惨な事故を目にしても、私も含め、多くの人が「俺に限って…」、「うちの子に限って…」という不確かな自信を持って毎日を生きています。
「安全運転をしていれば事故に遭うことはない」と思っていても、対向車が中央分離帯を乗り上げて正面衝突することもあれば、クレーン車事故のようにキチンと歩道を歩いていても車が突っ込んでくることもあるのです。
しかし、そうかと言って、そればかり心配していたら、それこそ家から一歩も外に出られなくなるでしょう。
車は便利な乗り物です。「車無しの生活なんて考えられないっ!」という方も多いと思います。
でも、私たちの生活を支える便利な「車」が一瞬にして鉄の塊という「凶器」になるということを不確かな自信を持ちながらでもいいから再認識する必要があると思うのです。
ではまた!!