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  • 執筆者の写真店長

No.140 7つの練習法

お元気ですか?

もうすぐ師走に入り、誰もが慌ただしくなってくるというのに、ここにきて政界は更にドタバタ劇を繰り広げていますねっ!

先生方にとっては「死活問題」かもしれませんが、私個人としては「なにも年末にやらなくてもいいのに…」と思ってしまいます。

こういうところを見ても政治家の皆さんが口を揃えて言う「国民目線」の言葉に「本当にその目線で物事を見ていますか?」と残念な気持ちになってしまいます…。

このブログを読んで下さっている方々の中に「趣味はゴルフですっ!」という方がどのくらいいらっしゃるか分かりませんが、今回はゴルフネタでいかせていただきますっ!

(ゴルフに興味がない方には…ゴメンナサイ)

今年の春先、3年ぶりに再びゴルフクラブを握り出したという話は以前のブログでもお話しさせていただきましたが、やはり3年のブランクというものは相当なものがありました。

最近になってやっと納得のいくプレーも増え始め、良いスコアーも出るようになってきたかと思ったら、間もなくゴルフシーズンも終わりを告げ、春までは冬眠状態となります。

せっかくここまで戻すことが出来たので、体が忘れない程度にたまには練習しようとは思っていますが…。

練習場に行くと、さまざまな年代の方々が一心不乱にボールを打っています。

若い人は「飛ばし命!!」とばかりにドライバー(一番飛ぶクラブ)をブンブン振り回しています。

年配の方はアプローチの練習(短い距離の練習)をコツコツとやっています。

年齢や腕前によって練習の内容が変わってくるのもゴルフの面白さです。

でも、見ていると大体の人が、コースではなく「練習場でナイスショットをするための練習」をしているように思います。

それではせっかく時間とお金をかけて練習場に行くのですからとても勿体ないと思うのです。

そこで今回は私なりの「必ず上達する7つの練習法」を紹介させていただきます!

その1.  自分のスイングを知る

私は20代の頃、鹿沼市からの依頼を受けて、仕事が終わってからゴルフ教室の講師をやっていたことがありました。3年間で100名以上の方々をレッスンさせていただきましたが、私のレッスンは必ず最初にビデオカメラで1人1人のスイングを撮影しました。

何故かというと、「上手くなってほしいっ!」といくら私が真剣にアドバイスしても本人が「そんなスイングはしていないと思うけど…」という気持ちがあると効果がありません。

いろんな角度から撮影したスイングをモニターに映し出し、本人に観てもらうと

「えっ!!俺ってこんなスイングなの…」とほとんどの方は自分の姿に愕然とします。

そうなると、私の言葉に耳を傾けてくれるようになるので確実に上達します。

鏡を見ながらのスイングは本当のスイングではありません。実際にボールを打つと力んだり、ボールを意識し過ぎて、鏡で確認しているスイングとは全く別人のスイングになる場合がほとんどです。

今は、携帯やデジカメで簡単に動画撮影が出来ますので、1人で行った時には、テーブルにおいて撮影したり、友人と行った時には、頼んで撮ってもらって何度も確認すると良いと思います。

身近にいる「上級者」に動画を見てもらってアドバイスしてもらうとすぐに欠点が見つかると思います。

その2. 5番アイアンでいろんな球を打つ

ほとんどの方は練習場なのに「いかに真っ直ぐ飛ばすか」にこだわり過ぎています。

練習場では「真っ直ぐ」に拘らず、いろんな球を打つことをオススメします!

スピンのかけやすい5番アイアンで意図的にフック、スライス、高い球、低い球を打ってみると「こういう風に打てばフックするのか!(スライスするのか!)」が分かることで真っ直ぐ打つ方法が分かることもありますし、コースに行った時、林に打ち込んで、目の前に木があった時、フック、スライスはもちろん、高い球、低い球の打ち分けは絶対必要な技術です。

70台でプレーする人と90台でプレーする人との差は、コースマネージメントという部分を除けば、トラブルショットへの対応とパターを含めた100ヤード以内のショートゲームだと私は思っています。

その3.  全部のクラブを使う

得意クラブを作ることは大切ですが、それ以上に「苦手クラブ」を作らないことがとても大切です。

1回の練習で無理な場合は2回に分けて全番手を使った練習をオススメします。

(ドライバーなどのウッド類とウェッジ類は毎回練習して、アイアンは偶数、奇数で分けると2回の練習で全番手を握ることが出来ますね!)

大体の方は練習場で使用するクラブが決まってしまっている場合が多く、コースに行って練習で使用していないクラブを握るとそれだけで違和感を感じ、その違和感が不安へと変わり、かなりの確率でミスショットに繋がってしまうのです。

(ゴルフは「ミスのスポーツ」ですから、いかにミスをする確率を減らすか、ミスに繋がる「不安材料」を減らすかが重要だと思います)

その4.  ターゲットを変える

練習場ではマットがありますからマット通りに構えれば意識せずにターゲットに対してスクエアに構えることが出来ますが、コースではそうはいきません。

マットは無視して、左右にターゲットを作り、そのターゲットを狙う練習をするとスクエアにアドレスをする感覚が養えます。

(左を向いて打つとスライスしやすく、右を向いて打つとフックしやすいということも体感できますよ!)

コースに出ると、ターゲットに対してスクエアに構えられている方はほとんどいません。

どんな良いスイングを身に付けていてもターゲットに対してキチンと構えられなけらばミスショットになってしまいます。

その5.  自分の「プリショット・ルーティーン」を作る

「プリショット・ルーティーン」とはスイングに入るまでの一連の動作です。

この「ルーティーン」は上級者になればなるほど重要視します。

以前、日本を代表するトッププロである中嶋常幸プロのレッスンビデオを観た時に

「僕たちプロは、スイングに入るまでの動作で80%は決まってしまう」と言っていました。

この「ルーティーン」は、100人いれば100通りのゴルフスイングがあるように、人それぞれ違ってきます。

自分に心地よい一連の動作を作って、毎回同じ動作を行ってからスイングに入るとリズムが良くなります。

多くの方は、打席から離れず次から次へとボールを打ち続けていますが、後方に立って目標を確認する動作から始め、自分なりの「ルーティーン」を行ってからスイングに入る練習をすると、コースに出ても違和感なくプレーすることが出来ます。

練習の最後によくプレーするゴルフ場をイメージしながら「仮想ラウンド」をすると更に「練習場=コース」に近づき、質の高い練習になると思いますよ!

・その6.  パターマットで「入れない練習」

パターの練習は自宅でやる場合がほとんどですが、その時に必要となるアイテムがパターマットです。

今ではたくさんの種類が販売されていますが、オーソドックスなタイプが一番良いと思います。

パターマットで練習をすると、ほとんどの方はカップに入れることに執着します。

パターの調子が悪くて、「入るイメージ」を養いたい場合はひたすら「入れる練習」をすると自信がつき効果的ですが、パターの技術の高める場合にはちょっと違ってきます。

ゴルフ場に行って18ホールプレーした時に真っ直ぐのラインが何回あるでしょうか?

真っ直ぐなラインは稀で、ほとんどがフックかスライスです。そこに「上り」、「下り」

が加わってきます。

パターマットで練習する場合は、フックライン&スライスラインをイメージして、わざとカップを外して練習するとコースに行って絶大な効果があります。

長さが3mあるパターマットなら距離を3段階に分けて練習します。

3m…カップ1個分外して打つ。右に外す場合はフックラインをイメージし、左に外す場合はスライスラインをイメージします。

ボールが狙った通りにカップ1個分外れて転がれば「ナイスパット!」。

2m…ボール1個分外して打つ。

1m…カップの縁を狙って打つ。

コースに出るとカップを意識し過ぎてフックラインはひっかけやすく、スライスラインは押し出しやすいものです。

この「入れない練習」をするとコースでのパッティングが見違えるほど良くなります!

その7.  ショートコースを活用する

私は練習場に行く回数を1回減らしてでも定期的にショートコースに行くようにしています。

しかも、使用するクラブはSW(サンドウェッジ…一番飛ばないクラブ)1本だけでプレーします。

どんな距離でもSW1本で打ちます。(グリーンに乗ってもパターはやらない)

スコアーはつけません。

例えば…140ヤードあっても、最初に80ヤード打って残り60ヤードを狙います。

わざとグリーンを外してグリーン周りの練習をすることもあります。

私が行くショートコースは、平日なら2,000円で「1日回り放題」なので、格安でたくさん練習できますし、何より天然芝から打てるということで質の高い練習が出来ます!

人工マットから100球のアプローチ練習をするより、天然芝から50球打った方が何倍も効果があります!)

ついつい熱くなりすぎて、長々と語ってしまいましたが、この他にもご紹介したい練習法がたくさんあります。今回ご紹介させていただいた7つの練習法は、どれでも明日からすぐ実践出来るものばかりなので、是非お試しいただき、「やってみたらスコアーが良くなった!」という方が1人でも増えることを願っていますっ!! (3か月後には間違いなくスコアーに表れますよっ!)

確かに上級者の方たちは、練習量やコースに行く回数が多いかもしれません。

でもそれ以上に言えることは、同じ100球を打つにしても工夫を凝らした「内容の濃い練習」をしているのです。

逆に言えば、そういった練習を思いつき、実践できるということが「センス」の1つともいえると思うのですっ!

ではまた!!

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