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  • 執筆者の写真店長

No.152 1つもなし!

お元気ですか?

少しずつ日が長くなってきましたね!

朝は6時には結構明るくなりますし、夕方は晴れている日なら5時を過ぎても車のヘッドライト無しで運転出来るようになりました。地球は私たちに「春」を届けるために太陽の周りを休むことなく走ってくれているので、我々人間たちも地球のタフさに負けないよう張り切っていきましょう!

皆さんは、「今やっていることは意味がない」、「こんなことをやっていても役に立たない」と思いながら仕方なくやっていることはありませんか?

中でも学生さんや社会人になって間もない若い世代の方々には多いと思います。

私も学生の頃や20代の頃は事あるごとに思っていました。

でも、40歳になってみると「人生に無駄な経験は1つもなし!」と言い切れるぐらい1つ1つの体験、経験が今の自分を支えています。

これは1つの例ですが…

高校卒業後、アメリカに渡り、プロゴルファーを目指したという話は以前にもさせていただきましたが、あの時は「学生ビザ」で行きましたので、午前中は授業を受けなくてはなりませんでした。

授業の他にも自分で「課外授業」みたいなものを選択しなくてはなりませんでした。

私は「俺はプロになるためにゴルフだけを習いに来たんだ!」という思いがとても強く、英語の勉強などほとんどしませんでした。

≪滞在中の会話は80%がボディーランゲージ(身ぶり手ぶり)でした…(汗)≫

「課外授業」にしてもパソコンルームで1時間やっているフリをしていました。

でも、毎回「やっているフリ」だけでは退屈だったので、キーボードの位置を覚えるソフトで遊び始めました。

画面にアルファベットが「ASDREKJGYJIKGFEDIKLMHBVCRP」って感じにズラッと並んでいて、左から迫ってくる怪獣に食べられないうちに1つずつタイピングしていくゲーム感覚のソフトでした。

最初の頃は怪獣のスピードも遅かったので、右手人差し指1本でも追いつかれることなく簡単にクリアー出来るのですが、レベルアップして怪獣のスピードが速くなってくるととても太刀打ちできませんでした。

仕方なく、ホームポジションを取り、両手を使って打ち始めると、当たり前ですが何倍ものスピードでキーボードを叩くことが出来るようになりました。

それでも、キーボードを見ながら位置を確認していたのでなかなか上級レベルには進めず、今度は画面を見たままキーボードを叩く「ブラインドタッチ」を身に付けました。

そうして最後は見事に上級レベルもクリアーすることが出来たのです!

その時は「まぁゴルフには必要ないし、役に立つことはないだろう」と思っていましたが、今となっては「あの時のお蔭」でこうして全く苦にすることなくこの「店長の一揚入魂ブログ」を毎週スムーズに更新できているのです!(今回の文字数なら10分もあれば打ち終わります!)

15年間のサラリーマン生活で経験した「スポーツショップ(店長)」の経験は、接客のノウハウを学び、「事務機器の営業マン」は、外商のノウハウを学びました。

一見、全く畑違いに見える「飲食業」でも、サラリーマン時代に学んだ「接客」や「外商」のノウハウはいろんな場面で本当に役に立っているのです。

勉強は学生時代だけではなく、40歳になって初めて知ることも多くあります。 《スマホ(スマートフォン)ではない携帯をガラケー(ガラパゴス携帯)と呼び、ガラパゴス携帯が『世界標準とは異なる進化をした日本の携帯電話のこと』だということを最近知りましたっ!》 もちろん、80歳になって知ること、学ぶこともたくさんあると思います。

そう考えると、人間は命果てるまで何かを知り、何かを学んでいくのでしょう。

楽しい事や面白い事よりも嫌なことや面倒臭いことの方が後になって役に立つことが多いので、特に10代、20代の若い方々は「いつか役に立つかもっ!」という気持ちを持って嫌な事ほど前向きにトライして欲しいと思います。

やがて、その1つ1つの体験、経験が血となり肉となって必ず「自分」を大きく成長させてくれますから!

ではまた!!

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