No.174 嘘をつかないもの
お元気ですか?
子供たちにとっては待ちに待った「夏休み」が始まりましたっ!
我が息子も嬉しさが爆発したようでかなりのハイテンションです。
「クワガタをいっぱい採るっ!」、「海に行っていっぱい泳ぐ!」、「釣りに行っていっぱい魚を釣る!」と全てが「いっぱい」づくし。
息子と共有できる時間は限られていますが、可能な限り「いっぱい」の手助けをしてあげたいと思っています。
先日、日光カンツリー倶楽部(日光CC)で開催された栃木県アマチュア競技メジャー第1戦「第27回 栃木県アマチュアゴルフ選手権大会・決勝」へ出場しました。
前半が終わってトップと1打差につけ、思わず「優勝」の2文字が頭をよぎりましたが、後半に崩れて終わってみれば12位タイ…。
ある程度は満足していますが、「せめてベスト10には入りたかった」というのが本音のところです。
「競技ゴルフ」は1打に対する集中力がハンパではありません。
プライベートゴルフではあまり憶えていないこともあるショットやパットも、競技ゴルフでは全てのショットやパットを鮮明に憶えています。
今回の舞台となった日光CCは名匠「井上誠一」の設計でとても難易度の高いゴルフ場です。
過去には日本アマ、日本オープンなどが開催された日本でも指折りの名コースなのです。
ドライバー、アイアン、アプローチ、パター、トラブルショット、そしてコースマネージメントと「6拍子」が揃っていないと良いスコアーは出せません。
そして、難コースを攻略する上でもっとも大切なのが「メンタル(精神面)」です。
よく、「人間は目からの情報が80%」と言われますが、日光CCはまさに「視覚」からプレッシャーをかけてきます。
そのプレッシャーに打ち勝つのは最後の最後は「技術」ではなく「メンタル」です。
そして、そのメンタルを支えるのは「練習」しかありません。
今年は怪我のためにほとんどの試合を休んでいるプロゴルファーの丸山 茂樹がTVで解説をしながら「練習というのは上手くなるためというよりも不安を無くすためにするものです。その不安を無くすための練習が出来ないというのは辛いものです」と今の心境を語っていました。
とは言っても「アマチュア」の私はやろうと思っても「プロ」のようにいつでもゴルフが出来る環境ではありませんので時間を有効に使わなくてはなりません。
昨年の秋に「来年は競技ゴルフに再チャレンジするっ!」と目標を立てた時から、妻や息子が寝静まった後に、どんなに仕事で疲れていようが、酒飲みに行って帰りが遅くなろうが、寝る前には必ず庭に出て、素振りやアプローチの練習をしたり、部屋でパターの練習をしたりを毎日繰り返してきました。
納得がいかないときは真夜中までゴルフクラブを振り続けました。
今回の試合でも幾度となくピンチがありました。
そのピンチを数多くクリアー出来たのは「俺はやることはやってきたんだっ!」という強い自信があったからだと思います。
「練習は嘘をつかない」
試合を終え、日光CCを後にした車内で口ずさんだ言葉がこれであり、8月8日に開催されるメジャー第2戦「第31回 栃木県社会人アマチュアゴルフ選手権(塩原CC)」もこの言葉を胸に強い気持ちで勝負したいと思っているのですっ!!
ではまた!!