No.175 一生のプレゼント
お元気ですか?
夏の甲子園を目指した熱い闘いは、妻が大ファンの小針監督率いる作新学院が底力を発揮して見事に3年連続の「栃木県代表」を決めました!
臆することなく、甲子園でも大暴れして我が県に深紅の大優勝旗を持ち帰ってほしいと願っています!
先日、サラリーマン時代の部下が「子供が生まれましたっ!」と奥さんも連れてお店に来てくれました。
出産に立ち会い、我が子がこの世に誕生した瞬間は感動のあまり涙を流したそうです。
「名前は?」と聞くと…
「まだ決まってないんです…」
生まれて1週間が経ち、「出生届」のタイムリミットが近づいていました。
聞けば、アレコレ考え、相当悩み続けた様子でした。
「最終的には○○神社へ出向いて相談しながら決めたい」とのことでした。
「名付け」は親になって最初の1大イベントであり、我が子に対して「一生のプレゼント」になりますから、部下のように見ているこっちが辛くなるぐらい真剣になってしまうのも仕方がないのかもしれません。(私はあまり深く考えずに決めてしまいましたが…)
時代と共に変わりゆくものは多いですが、「名前」はその最たるものではないでしょうか。
江戸時代の男性には「彦左衛門」や「八兵衛」など、今では考えられないような名前が溢れていました。
ちなみに昭和元年の人気ベスト3は…
1位…清 2位…勇 3位…博
(女性 1位…久子 2位…幸子 3位…美代子)
昭和31年は…
1位…隆 2位…誠 3位…修
(女性 1位…恵子 2位…京子 3位…洋子)
昭和61年になると…
1位…大輔 2位…達也 3位…健太
(女性 1位…愛 2位…美穂 3位…麻衣)
昭和だけでみても「名前」の移り変わりがよく分かります。
昭和30年代までは男性は「一文字」、女性は「○○子」が圧倒的に多く、
特に女性は1位から10位までは「○○子」が独占していましたっ!
昭和の終わり頃から男性の「一文字」、女性の「○○子」は少なくなり、
平成に入った頃は女性の「○○子」はベスト10入りすることがなくなりました。
ここ数年は「おしゃれな名前」が流行っているというか、エスカレートしているというか、市の広報誌などで見かける名前は読もうとしてもほとんど読めず、聞けば、クイズの答えを知ったが如く「なるほどっ!」とうなずいてしまう名前がほとんどです。(汗)
でも、いつの時代も子を想う「親心」は変わらず、子の名に込める想いは「愛情」に満ち溢れ、それが時代と共に少しずつ「形」を変えながら表現されていくのだろうと思うのですっ!
ではまた!!