No.180 単独営業
お元気ですか?
2020年に開催される「オリンピック&パラリンピック」が東京に決定しましたっ!
「スポーツ界」として喜びに満ち溢れた顔、「経済界」として喜びに満ち溢れた顔、TV画面にはたくさんの笑顔が映し出されましたが、どちらにしてもとても喜ばしい事ですよねっ!
経済的に言えば、「3兆円」もの経済効果があるといいますから、東北復興も同時進行しながら本当の意味で「日本復活」を成し遂げてほしいものですっ!
木曜日(5日)の朝、自宅にいると携帯が鳴り響きました。
携帯を手に取ると、スタッフBの息子さんからで「母が体調を崩して仕事に行けそうにありません…」
通常、平日の昼間は2人体制、夕方から3人体制。
土、日、祝日などは昼間が3人体制、夕方から4人体制。
これが鶴田店のスタイルです。
その日、スタッフAは休みになっており、高校生のスタッフCは夕方5時からの出勤となっていましたのでさぁ~大変!
オープン(AM10:00)~PM5:00までをなんとっ「1人」でこなさなければならない状況になってしまったのですっ。
スタッフAに電話をして「休日出勤」してもらう方法もありましたが、サラリーマン時代にそういうことがよくあり、嫌な思いをしてきたのでそれは出来ませんでした。
覚悟を決めて店に行き、朝の準備を済ませて「いざっ!オープンッ!!」
その日は朝から雨模様だったので「この雨だったらお客さんも少ないだろうからなんとかなりそうだな。」と思っていましたが、昼ぐらいから雨は上がり、徐々に忙しさが増してきました…。(汗)
いつもはほとんど揚げ場で仕事をしていますが、レジで注文を受け、唐揚げを量り、袋に入れてお渡しをする。その合間に唐揚げを揚げたり、電話での予約対応をしたりと狭い店内をあっちに行ったりこっちに行ったりでトイレに行く暇もありませんでした。
でも、その日は神様が味方してくれたのか、店頭でお客さんが重なることがほとんどなく、1人のお客さんを対応し終わると、次のお客さんがご来店。また対応が終わると、次のお客さんがご来店。そして、予約の電話もちょうど店頭での対応が終わった後にかかってくるといったように「最高のタイミング」で営業を続けました。
でも、「さすがに4時過ぎからはヤバいよな…」と思い、スタッフC(高校生)の携帯を鳴らし、事情を説明して「少しでもいいから早めに入ってちょうだいっ!」とお願いすると「分かりましたっ!」と心強い返事が返ってきました。
しか~しっ!
4時半を過ぎても現れず、ついには定時の5時になっても姿が見えませんでした…。
「そろそろ1人じゃヤバいぞっ!!(汗)」と思っていた矢先に
「遅くなってスイマセンっ!!」とスタッフCが登場!
聞けば、翌日からの文化祭の準備でどうしても抜け出せなかったとの事。
でも、そんなことはどうでもよく「頼むぞっ!」と一声かけ、レジでの対応に入ってもらいました。
その直後から一気にお客さんの数が増え、間一髪で通常通りの待ち時間で営業することが出来ました。
とは言っても「2人体制」ですから、一人二役でこなしていきました。
スタッフCはレジ(注文取り)と商品お渡し。
私は揚げ場とからあげ量り。
電話での予約対応はその時に少しでも空いている方が受話器を取りました。
なんとかトラブルもなく、無事に閉店時間(PM7:30)となり、看板の電気を消すと、疲れがドッと出ました。
朝からビンビンに気を張っていたからその反動も凄かったです…。
家に帰り、熱いお風呂に入りながら、肩を揉んだり、足を揉んだりしながら1日を振り返りました。
そして、初めて「単独営業」を経験してみて、「2つ」のことを痛感したのです。
1つは…
4年目に入り、ほぼ「完成」に近いと思っていた店内での作業動作にはまだまだ無駄があり、もっともっと改善すべき点があること。
そしてもう1つは…
いくら「ヤル気」があっても1人の力には限界がある。その限界は自分が思っていた以上に近いところにあり、こんな我儘な私と一緒にいつも一生懸命働いてくれているスタッフ達に感謝し、もっと大切にしなくてはならいないということなのですっ!!
ではまたっ!!