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  • 執筆者の写真店長

No,184 究極の選択



お元気ですか?

9月15日のブログで発表させていただきました新メニュー「菜彩鶏の骨付きもも肉」は発売に向けて順調に準備が進んでいます。

なんとかお約束の「11月」には販売スタートとなるよう頑張りたいと思いますっ! (写真では小さく見えますが実物はかなりデカいですっ!)

先日、話題の映画「そして父になる」(第66回カンヌ国際映画祭「審査委員賞」受賞)

を観てきました。

大手建設会社に勤め、都心の高層マンションで妻と息子と暮らす野々宮良多(福山雅治)

ある日、病院からの電話で、6歳になる息子が取り違えられた他人の子だと判明します。

妻のみどり(尾野真千子)は、気付かなかった自分を責め、一方良多は優しすぎる息子に抱いていた不満の意味を知ります。

良多は、相手方の家族と戸惑いながらも交流を始めますが、群馬で小さな電気店を営む斉木雄大(リリー・フランキー)ゆかり(真木よう子)夫婦の粗野な言動が気に入りません。

過去「取り違え事件」では100%「血のつながり」をとるということですが、息子に一心の愛情を注いできたみどりと、温かでにぎやかな家族を築いてきた斉木夫婦は、育てた子を手放すことに苦しみます。

早い方が良いという良多の意見で、ついに「交換」が決まりますが、そこから、良多の本当の「父」としての葛藤が始まるというストーリーです。

平日(水曜日)だというのに超満員!

幅広い年齢層の方たちで席は全て埋め尽くされていました。

映画を観た後は、「子を持つ親」として、「もし、自分の息子がそうだったら…」と考えました。

我が息子も映画の子供たちに近い年齢(7歳)ですので、スゴくリアリティがありました。

「血のつながり」か…

「共に過ごしてきた時間」か…

本気になって考えてみましたが、答えを出すまでそれほど時間はかかりませんでした。

私なら間違いなく「共に過ごしてきた時間」を選びます。

生後間もないなら「血のつながり」を選ぶでしょう。

でも、生まれてから6歳までという子育てで一番「濃厚な時間」は何物にも代えがたい宝物です。

家に帰り、息子の顔をジッと見つめると、可哀想なくらい私によく似ていたのでホッとしました。

その後、妻に映画の内容を話し、「どっちを選ぶ?」と聞いてみると、妻はTV画面に釘付けになっている息子の横顔をしばらく見つめ、「過ごしてきた時間だねっ!」と笑顔で答えました。

お時間のある方はぜひ一度この映画をご覧になり、自分自身の「究極の選択」をされてみてはいかがでしょうかっ!

ではまた!!

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