• 店長

No.214 強面(こわもて)

お元気ですか?

全国的に25℃を超える「夏日」も目立ち始めましたねっ!

でも、この時期はまだ湿気も少なく、カラッとしていますので心地よい暑さです。

あと1ヶ月もすれば、関東地方もジメジメとした梅雨に入り、湿気タップリの日々を送らなくてはなりませんので、「5月の快適さ」を大切にしながら過ごしたいものです!

皆さんの周りにも、見るからに怖そうな顔をした、いわゆる「強面(こわもて)」の人がいると思います。

本人からすると別に怒っているわけではないのに傍から見ると、「何怒ってんの?」と勘違いされてしまいます。

私の周りにも結構います。

その代表格が「父」です…。

平常時でも、子供の頃は直視できないほど怖く、本当に怒った時の顔はまさに「金剛力士像」のような凄まじさでした。(筋肉もモリモリだったのでまさにアレです!)

黒いシャツなんて着ていると、決して「カタギ」の人には見えず、すれ違う人は父を避けて通り過ぎたものです…。

そんな強面の父と毎日暮らしていたので、いつからか、巷にいる強面の人には「恐い!」とか「恐そう!」という感覚が全く無くなっていました。

そんな感じだったので、サラリーマン時代は、営業マンたちの間で恐れられていた「強面社長がいる会社」は、決まって私が担当していました。 (特に、その中でも4人の社長は「四天王」と呼ぶにふさわしい面構えでした!

前担当者は恐怖のあまり、何年も寄り付かなかったので、ろくに引き継ぎすることなく、いきなり担当になる場合がほとんどでした。

初訪問の時は決まってこうです…。

「何しに来たんだぁ~!!!」

まずは物凄い剣幕で怒鳴りつけられます。

でも、私は全く臆することなく満面の笑みで挨拶をします。

すると、更にパワーアップして私を睨みつけます。

しかし、いくら睨まれても、私は幼いころから父の「顔面」に鍛えられて育ったので全く怖さを感じません。

逆に「親しみ」さえ感じてしまうくらいなのです。

中でも、「狂犬病」と呼ばれていた強烈キャラの社長が経営する会社を担当したことは、今でも「良い思い出」として記憶に残っています。

担当した当初は、全く心を開いてもらえず、罵声を浴びせられ続けましたが、少しずつ話をしてもらえる時間が長くなり、途中からは行く度に缶コーヒーを出してくれるようになりました。

それも、あの社長らしく、夏でも冬でも段ボールに入っている缶コーヒーを直接出して「飲めっ!」と目の前に出してくれたのです。(夏場はヤバかった…)

そして…

脱サラし、唐揚げ屋を始めたオープン初日。

お客さんに背を向けながら必死に唐揚げを量っていると、店先から「湯澤さん!あんたなら大丈夫だから頑張りな!」と野太い声が耳に入りました。

「聞いたことがある声だな~」と振り返ると、あの社長が「最高の笑顔」で立っていたのです。(強面の笑顔は最高です!)

わざわざ1人で来てくれて、しかもあんなに超短気な社長が、寒空の下、1時間以上も待つ行列に並んでくれたのです。

この商売を始めて、嬉しかったことは数多くありますが、5本の指に入るぐらい嬉しかった出来事です。

お店をオープンしてから4年以上経ちますが、今でも「四天王」の強面社長さんたちはみんな唐揚げを買いに来て下さいますし、いろんな人にお店の宣伝もして下さっています。

私が「強面人間」を全く恐れない本当の理由。

それは…

強面の人は決まって…

義理堅く、人情味に溢れ、涙もろく、人の痛みがわかり、不器用で、本音でしか話が出来ないという「本当の姿」を父を見ながら育ってきたからなのですっ!

ではまた!

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