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  • 執筆者の写真店長

No.215 ライバル出現!

お元気ですか?

私が子供の頃は、運動会といえば「秋の代名詞」でしたが、ここ最近はこの時期(5月)に行う学校も多くなってきたようです。

お店の周りの小学校も先週末に行われたので、たくさんのご家族から大量のご注文をいただきました。

オープンして1,2年ぐらいは、月ごとや季節ごとの流れがきちんと把握出来なかったので、思いがけなく「完売」となり、ご迷惑をおかけする場面が多くありましたが、今ではそれがほとんどなくなりました。

わざわざご来店下さる方々に嫌な思いをさせぬよう、これからも細心の注意を払いながらキッチリと仕事をしていきたいと思っていますっ!

少し前のブログで、小3の息子が野球部に入部したというお話をさせていただきました。

まだ2ヶ月足らずなので、「野球」と呼ぶには程遠く、打席に立てば決まって「三振」、ボールが飛んでくれば決まって「エラー」の連続ですが、本人は「24時間やっていたい!」というほど、ユニフォームを真っ黒にしながら夢中になってボールを追いかけています。

私の遺伝子(DNA)を受け継いだせいか、左投げ・左打ちの「サウスポー」。

数あるスポーツの中でも、特に野球では「左利き」が重宝されます。

まだ、ボールの握り方もまともに出来ませんが、たまにピッチングの練習もさせてもらっているようです。

先日、息子と同じ小3の男の子が野球部へ見学に来たそうです。

その子は現在「サッカー部」に所属していますが、野球に興味を持ち始めたそうです。

息子の時もそうでしたが、見学していると「少しやってみる?」と声を掛けられ、本人がOKすればちょっとだけ練習に参加をさせてもらえます。

その子も声を掛けられ、練習に参加しました。

すると…

サッカーをやっているだけあって、足がめちゃくちゃ速く、動きも機敏で、初めてなのにバッティング(打つ)練習では上手にボールに当て、守備の練習でもけっこう上手にボールを取ったというのです。

しかも、息子と同じ「サウスポー」…。

この話はその日の夜、息子が寝た後に1階のリビングで妻が私に話をしてくれました。

「あの子はスゴいっ!モノが違うわ!」と大絶賛していました。

すると、階段から物音が聞こえました。

妻が見ると…

階段の途中に寝ているはずの息子が立っているではありませんかっ!(汗)

妻が「起きてたの?」と声を掛けると

息子は「今、○○○君の話をしてたでしょ!もし、○○○君が野球部に入っても俺は絶対負けない!俺の方が上手くなる!!」と顔を真っ赤にして叫びました。

きっと自分の親たちが、隠れて他の子を褒めていたのが気に入らなかったのと、自分から見ても○○○君がやっている姿を見て「コイツやるな!」と思ったのでしょう。

私は「こりゃ面白くなってきた!」と思いました!

上達するには競う相手(ライバル)が絶対不可欠です。

「アイツには負けたくない」という気持ちは絶対に必要なのです。

「負けたくない」という思いから「勝つためにはどうしたらいいか」を考えます。

そして「勝つため」には「努力(練習)」するしかない!」という答えに辿り着くのです。

私もそうでした…

子供の頃、私の運動能力は「中の上」といったところでした。

そのことは自分でも十分に自覚していました。

でも、「アイツには負けたくない!」と心から思ったライバルがいました。

(しかもその子は運動神経抜群!)

スポーツ少年団でやっていた野球は当たり前ですが、学校行事の「縄飛び大会」や「マラソン大会」でも負けたくありませんでした。

縄跳び大会の1ケ月前ぐらいになると、体育の授業は縄跳びの練習になります。

みんなは、体育の時間や休み時間ぐらいしか練習せずに本番を迎えます。

でも私は、ランドセルに縄跳びを忍ばせ家に持ち帰り、ふくらはぎがパンパンになるまで毎日練習しました。

その結果、6年生の時には普通跳び(1時間30分)、2重跳び(256回)で「完全優勝」を果たしました。

マラソン大会の時も、1か月前になると、早起きして登校前にマラソンコースを走ってから学校に行きました。

気合いが入り過ぎて、大会当日の朝も走りました。

結果は「第3位」…。優勝こそ逃しましたが、朝練をしなかったらベスト10にも入れなかったと思います。

たかが「子供の頃の思い出」ですが、40歳を過ぎた今でも心のどこかで自分を支えてくれているような気がします。

「武田鉄矢」曰く…

自分を本当に支えてくれるのは過去に頑張った自分だけ

今回の「ライバル出現」で我が息子がこれからどう変わるのか、どれだけ「負けず嫌いDNA」が受け継がれているのか、楽しみに見守りたいと思っています。

そして、努力をすることの「大切さ」、努力したからこそ味わえる「喜び」を、野球を通じて経験し、その先の長き人生を生き抜くための「力の源」になることを父親として願わずにはいられないのですっ!

ではまた!!

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