top of page
  • 執筆者の写真店長

No.218 血税

お元気ですか?

いよいよFIFAワールドカップ2014がブラジルで開幕しました!

日本は惜しくも黒星スタートとなりましたが、まだ2試合残っていますので決して諦めることなく「大和魂」を発揮して日本中を盛り上げてほしいと思います!

私たちは、日々の生活を送っていく上で「さまざまな税金」を納めています。

税金によって「恩恵」を受けている場面も多くあるとは思いますが、どう見ても「無駄使い」と思える場面も少なくはありません。

「税金の無駄遣い」

この言葉は誰もが昔からよく耳にしている言葉です。

しかし、税金全ての使い道を事細かに把握することは我々庶民には不可能ですし、もし「税金の無駄遣いはやめろぉ~!」とハチマキを締めて街中で1人叫んでも何一つ変えることは出来ないでしょう…。

不満を持ちながらも「国民の義務」として仕方なく納め、「どうせ変わらないから…」とハチマキを締めることさえ諦めてしまっているような気がします。

つい最近まで私もそうでした。

でも、あるTVタレントの言葉で「なるほどなぁ~」と思ったのです。

そのタレントとは… 明石家さんま

消費税増税直前の3月にラジオか何かのメディアで税金に対しての考えを語ったのです。

そして最後に「半年は税金のために働いてるんやから、これぐらい言わしてもらうわ!」というニュアンスの言葉を言い放ったのです。

確かに明石家さんまのような一流芸能人レベルならば年収○億円でしょうから、日本の累進課税制度では最終的に約50%が税金となるでしょう。

例えば毎月2000万円の給与を得ていれば、1000万が手取りで残りの1000万が税金となります。

そう考えただけでも本人からすると「マジかっ!」と思うでしょう。

更に見方を変えて…

年収2億4000万円(2000万円×12ケ月)のうち1億2000万円が税金。

言ってみれば「2000万円(総支給)×6ケ月分」が税金となるわけです。

だから「半年は税金を納めるために働いている」という発想になったのでしょう。

私たち一般庶民でも金額の差はあるものの同じことが言えます。

一般サラリーマンでは給与のうち約20%~30%が「社会保険料・住民税(市県民税)・所得税」などの税金として引かれます。(社会保険料も「税金」です)

例えば年収400万円の人なら年間約80万円が納税額となります。

年収400万円を月(12ケ月)で割ると、1ヶ月の総支給額は約33万円

…ということは1年のうち2ヶ月ちょっとは「税金のため」に働いているということになるのです。

どうですか?

「今月と来月は税金を納めるためだけに働く」と本気でイメージしてみて下さい!

今までより「税金の無駄遣い」に対して怒りが込み上げてきませんか?

子育て支援をはじめ、多くの政策は納税者(国民)に何かしらの形で反映されていることは認めます。

でも、巨額の税金を投入したにも関わらず、無駄に終わった事業や政策が数多くあるのもこれまた事実なのです。

集まった税金の使い道を決める国会議員の「先生方」や地方の議員さん達は、「税金の中から給料を貰っている」とは言っても、我々と変わらぬ「納税者」の1人であることには違いありませんので、是非とも「自分も○ケ月は納税のために働いている」というイメージを強く持って、国民1人1人の「血税」を1円たりともドブに捨てるような愚かな使い方だけはしてほしくないのですっ!

ではまた!!

閲覧数:0回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page