• 店長

No.229 職人技

お元気ですか?

先週のブログで「絶対優勝する!」と予想した全米オープンでの錦織 圭(24)はセットカウント3-0で敗れ、準優勝で終わってしまいました…。

とは言っても、日本人初、いや「アジア人初」の決勝進出には日本中が沸き、WOWOWの契約数は例年の10倍以上に跳ね上がったと言いますから、改めて「スポーツの力ってスゲェ~なぁ!」と実感しました!

ここ2ヶ月、鶴田店はスタッフ不足の為「2人体制」でお店を営業しています。

昼間は2人でもスムーズにこなすことが出来ますが、夕方(5時~)はさすがに手が足りません…。

特に週末(土、日)の夕方はノンストップで狭い店内を駆けずり回っています。(汗)

中でもお盆の3日間は特に強烈で、閉店時間のPM7:30に店を閉めると、脱水寸前の体はしばらく身動きできないほどでした…。

正直、あまりの疲労度で「気力」がうせかけたこともありましたが、そんな時、こんな私の元で約4年も働いてくれている女性スタッフが声を枯らしながらも笑顔で接客し続けている姿を見て「オレがくたばってどうするっ!!」と歯を食い縛りながら乗り越えてきました。

人間とは不思議なもので、どんなにキツい状況でも、その状況が続くと慣れてしてしまうという能力を兼ね備えています。

そして、知恵を使って「どうすればもっともっと無駄のない動きが出来るか」を考え出します。

9月に入ってからは「2人体制」に対して体も心も慣れてきて、以前よりも「一皮剥けた」という感じがします。(やはり人は苦しい時にしか成長出来ないものですね!)

特に「からあげを量るスピード」は更に精度が上がりました!

唐揚げの購入方法は「グラム」、「金額」、「個数」どれでもお好きな方法でお選びいただけます。

個数の場合は、ただ「1、2、3…」と数を数えながら容器に入れるだけなので誰でも出来ますが、グラムや金額で合わせる場合は「経験値」によって量るスピードに大きな差が出ます。

新人が入り、量りのポジションに入ると、始めの頃はなかなか合わせることが出来ません。

例えば

「1000円」の場合は1000円~1009円の幅で合わせます。

最後の1個を乗せて「1020円」なら、大き目(重め)を抜いて小さ目(軽め)に変えて合わせます。

逆に「990円」なら小さ目を抜いて大き目を入れて合わせます。

こんな説明をしなくても分かりますよね…(汗)

でも、やり始めはこれがなかなか合わないのです。

「100g(2,3個)…220円」なので「1g…2.2円」ということになります。

ということは、もし「1000円」に対して「999円」だとしたら、1つの唐揚げを抜いてその抜いた唐揚げの重さより4g以内の重さで合わさなければなりません。

でも、何千回、何万回と経験を積んでいくと、トングで持った瞬間に「これじゃ重すぎる」とか「これじゃ軽すぎる」と手に伝わる重さで瞬時に判断できるようになります。

更に経験を積むと、トングでつまんで重さを確かめなくても、唐揚げを見ただけで数グラムの差を見分けることが出来るようになります。

忙しい時間帯になればなるほど集中力が増し、唐揚げを見極める「眼」と、重さを感じ取る「指先」の神経が更に研ぎ澄まされます。

よく、熟練された寿司職人が握るシャリは、いつでもほぼ同じ数の米粒だとTVで観たことがあります。

米粒1つは1gもないでしょうから私の量りはそこまでの「職人技」ではないかもしれませんが、ご来店いただいた際に「デカい男」が唐揚げを量っていたら是非この「技」を目の当たりにしていただければ嬉しく思いますっ!

プレッシャーがかかって全然合わなかったりして…(汗)

ではまた!!

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