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  • 執筆者の写真店長

No.247 9人の友

お元気ですか?

最近、巷では8.6秒バズーカーの「ラッスンゴレライ」とクマムシの「あったかいんだから~♪」が大流行!

ここ数日間、私の頭の中では無意識のうちに「ちょっと待って ちょっと待って お兄さん!」と「あったかぃんだから~♪」が休むことなくグルグルと交互に聴こえてくるのでちょっと困っています。(汗)

まだ気が早いですが、2つとも今年の流行語大賞にノミネートされることは間違いなさそうですねっ!

先日の水曜日、創業祭の手伝いをしてくれた友人3人と「慰労会」を行いました。

皆、休日を返上して寒さに震えながらも毎年サポートしてくれる頼りになる3人です。

酒を飲みながら、いろいろな話題で盛り上がりました。

しばらくするとそのうちの1人が「オレ思ったんだけど…」と口を開きました。

聞けば「創業祭」に対してのアドバイスでした。

すると、他の2人もアドバイスを次々に言い始めてくれました。

その内容はどれも興味深く、店内(揚げ場)にいては気付くことが出来ない、「お客様目線」のアドバイスがほとんどでした。

聞く度に私は「なるほど!」、「なるほど~!」を連発し、来年の創業祭に向けてたくさんのヒントを得ることが出来ました。

皆さんの周りには「自分のため」に嫌われることを恐れずに「本音」で言ってくれる友人が何人いますか?

友人、知人は多くとも、お互いに「当たり障り」のない付き合い方しかせず、心で思っていても声に出して言うことはなく、上辺だけの付き合いをしていることが多いのではないでしょうか?

私も昔はそうでした。

「広く浅く」。

これが30代までの私の付き合い方でした。

でも、40歳になった時、その付き合い方を振り返えると、得たものはそれほど多くはないことに気がついたのです。

だから今は「狭く深く」。

「40歳を過ぎてまで気を遣って人に合わせながら付き合うことはやめよう」と決めたのです。

そうすると、自分に必要な人間、自分を必要としている人間がハッキリと見えるようになりました。

私の付き合いは「駆け引きなし」、「損得勘定なし」です。

いつも本音で話をします。「これを言ったら怒るだろうな」「これを言ったら傷つくだろうな」と分かっていても、それが相手のためになるならばあえて言葉に出します。

それで関係が崩れたらそれまでです。実際に崩れたことも多々あります…。

でも、私はこのスタイルを貫いていきます。

友人の中で今、このスタイルで付き合うことが出来ているのは9人です。

多いのか少ないのかは分かりません。

でも、本音で付き合えば、相手も「本音」で付き合ってくれます。親身になって自分に対しての「ダメ出し」もしてくれるようになります。

今の世の中を見ていると、会話をしている相手の顔に目ヤニが付いていても、鼻毛が飛び出していても、ご飯粒が口元に付いていても、「見て見ぬフリ」をして一切それには触れず会話を続け、後になって他人にそれを面白おかしく話すような風潮が見受けられます。

些細なことかもしれませんが、そうところから「信頼関係」が築けたり、崩れたりするものだと私は思っています。

例え話としては良くないかもしれませんが、こんなことを以前TVで聞いたことがあります。

『真冬の真夜中に友人が自宅にやってきて、インタホーン越しに「ちょっと出てきてくれ」と言われ、外に出ていくと友人が車のトランクを開け、そのトランクには死体が積んでありました…。 あなたならどうしますか?』

関わりたくないからろくに話も聞かず「警察に行った方がいいよ」とそのまま追い返しますか?

それともよく話を聞いて何かアドバイスを送りますか?

私なら後者を選びます。でも友人、知人全員というわけではありません。

「9人」のうちの誰かであれば、「ゆっくり話を聞きたいからとりあえず家に上がれ」とコタツに入りながら朝まで話を聞き、私なりの言葉で友人に語りかけるでしょう。

そのことがたとえ法に触れ、共犯者扱いされたとしても、私は迷いもなく、何のためらいもなくそうしますっ!

本物の「友」とは良い時よりも、相手が困っている時、悩んでいる時にどれだけ自分のことのように思えるか、どれだけ寄り添ってあげられるか…

ナンダカンダ言っても最後はその一言に尽きると私は思っていますっ!

ではまた!!

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