• 店長

No.262 大切な存在

お元気ですか?

「今年は暖冬で過ごしやすいっ!」なんて調子に乗っていたら、そんな思いをあざ笑うかのように強烈な寒気がグングン南下してきて毎週のように雪が降る始末…

結局は人生と一緒で「プラスマイナスゼロ」といった感じですね!

でも、あと1ヶ月ガマンすれば「春」を感じる日も徐々に増えてきますので背筋をピンッと伸ばして張り切っていきましょう!!

1月16、17日の2日間、毎年恒例の「大創業祭」を開催させていただき、待ち時間が過去最長の「80分」となってしまうぐらい大忙しとなりました。

ご来店下さった皆様にはこの場をお借りして心からお礼を申し上げます。

お寒い中、ご来店いただきまして本当に有難うございました!

2010年1月16日の開店以来、本当にたくさんの方々にご利用いただき、鶴田店はおかげさまで満6歳の誕生日を迎えることが出来ました。

初心を忘れないためにも毎年「創業祭」前夜は、ベッドに入ってから、脱サラを決意し、この商売をやろうと決心した時の情熱、様々な思いを抱きながら過ごした本店での日々、開店準備や開店直後の激タフな日々、そして「唐揚げ屋の親父」として歩んできた日々をジックリと振り返ります。

からあげ鳥亀 鶴田店の「今日」があるのは当たり前のことですが、毎日たくさんの方々がお店に来て下さるからです。

これが何をおいても「大前提」となりますが、もう1つの大きな理由は我が店の「エ‐ス」と呼ぶにふさわしい女性スタッフ「Tちゃん」の存在無しには語れません!

この6年間で採用したスタッフは数十人…。

ほとんどのスタッフが試用期間(3ヶ月)も経たずに店を去っていく中、私と共になんと5年以上もお店を支えてくれているのですっ!

店を去って行った人間からすれば「奇跡の人」と称されるに違いありませんっ!

常連さんでしたら「あぁ~あの女性か!」とすぐお分かりになるかと思いますが、

レジをやれば、どんな状況であろうとも笑顔で対応し、量りやお渡し、特に電話での対応は店内がどれだけ忙しくてもそれを相手に感じさせることが全くありません。

接客だけではなく、雑務も率先してこなしてくれるので安心して任せられます。

今までいろんな修羅場を共に乗り越えてきましたが、なんといっても忘れられないのが、おととし(2014年)の夏に経験した「2ケ月間2人体制」という、思い出しただけでもゾッとする過酷な日々です。(4人体制がベスト)

1人の男性スタッフが突然お店を辞めたので、新たなスタッフ補充も間に合わず、次の日から「2人体制」という未知なる世界が始まったのです。

平日の昼間なら2人でも十分に対応出来ましたが、夕方や土、日、祝日は店の周りでたまに見かける野良猫の手も借りたい状況になりました。

8,9月の2ヶ月間を2人で乗り切ったのですが、特に8月は強烈でした。

1年を通して「激タフベスト3」を上げると…

第1位…創業祭 第2位…クリスマス 第3位…お盆

その第3位の時期を2人で乗り越えなくてはならなくなったのです。

Tちゃんは「レジ」と「お渡し」、私は「揚げ場」と「量り」をそれぞれ1人2役でこなしました。予約の電話を全て対応することが出来ず、どうしても出られない時は留守番電話でガイダンスを流すしかありませんでした…。

真夏の店内は40℃を軽く超えます。

その状況で4時間以上も水分補給をすることも出来ず、狭い店内を一心不乱に動きまくりました。

お客さんが途切れた後、一気に飲み干したポカリスエットの味は今でも忘れることが出来ません。

今思い出しても「よく乗り切ったよなぁ~」と思えますし、もし、雇われの身として働いていたなら間違いなく「人員不足で営業を継続するのは不可能ですっ!」と白旗を上げていたでしょう。

求人をかけても時期が悪かったのでなかなか新たな人材は見つからず、先の見えない過酷な日々に気力が失せかけたことも正直ありました。

でも、そんな時、疲れが溜まっているはずのTちゃんが一生懸命にやってくれている姿を見て「俺がくたばってどうするっ!」と気持ちを奮い立たせたものです。

そんなTちゃんも入社当時は私によくドヤされていました…。

でも、他のスタッフ達と一番違ったのは「今日注意されたことを次の日には注意されない」というところでした。

きっと仕事の帰り道や家に帰ってから何度も練習したのでしょう。

(根は相当な「負けず嫌い」だと思っています〈笑〉)

ほとんどのスタッフは「レジ」、「量り」、「お渡し」、「電話対応」を一通り覚えるまでに3ヶ月はかかります。

3ヶ月やっても全く覚えられないスタッフもいました。

でもTちゃんは1ヶ月で全てをマスタ‐したのです。

人は時に大した努力もしていないくせに「能力の差」や「向き不向き」を盾にアレコレ御託を並べたがるものです。。

そんなものは「やる気」さえあれば光が見えてくるとTちゃんを見てつくづく思ったものです。

私は折り紙付きの「自己中心的人間」ですので、自分で商売を始めた時も「社会貢献」とか「雇用創出」などと考えたことはこれっぽっちもなく、ただただ「自分の人生のため」という思いしかありませんでした。

…っていうかそんな事を考えている余裕などありませんでした。

でも、先日、Tちゃんが「お正月休み(4日間)はずっとディズニ‐ランドで過ごしました!」という言葉を聞いて、経営者として自分の事のように嬉しく思えたのです。

こんな感情は今までの自分には微塵もなかったですし、まさかそんな感情が自分の中に芽生えるとは思っていませんでした。

昨日からこのブログを仕事の合間にちょこちょこ書いていますが、改めて考えてみても不思議に思えたので、昨日、仕事中に「Tちゃんはなんで5年も働いてくれたの?」と聞くと「えっ!?辞めたいと思ったことはありませんよ!」と突然の問いかけに驚きながらも笑顔で答えてくれました。

Tちゃんはうちの店にいるには勿体ないくらいの人材です。何処に行っても通用します!

面接した人数を含めば、この6年で100人以上の人たちと接しました。

だから私にとっては「100人に1人」の逸材なのです。

この先もいろんな事が起こるでしょう…。

でも、Tちゃんにはこれからも「エ‐ス」として、ずっとお店に立ち続け「からあげ鳥亀鶴田店」を支えてほしいと心から願っているのですっ!

ではまた!!

次回更新は3月1日(火)です!

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