No.263 清原逮捕
お元気ですか?
いよいよ3月に突入し、春本番を告げる桜が咲き始めるまであと1ヶ月!
(宇都宮の開花予想4月2日)
新年を迎える時も良いものですが、個人的には花粉症で辛い時期ではあっても、新年度(4月)が始まる時の方がいろんな意味で気持ちが高ぶります!
3月とはいえ、まだまだ寒い日が続きますので「健康なくして幸福なし!」を合言葉にそれぞれの日々を過ごしていきましょうっ!!
まだ2ヶ月しか経っていないのに今年は衝撃的なニュースが次々と飛び込んできますよね!
特に芸能界は大きなニュ‐スが後を絶ちません。
中でも一番衝撃的だったのが「清原逮捕」。
TVに映し出される清原の姿と「清原容疑者」のス‐パ‐の文字は観ていてショックを受けた方も多いのではないでしょうか…。
「Xデ‐」となった2月2日。
逮捕されたのは夜遅く(PM11:00頃)だったのでほとんどの人は翌朝のTVや新聞でその事実を知ったかと思います。
私もそうでした…
でも、スゴく不思議な気持ちになりました。
というのも、その日は何故か清原のことが頭をよぎり、それまで毎日チェックしていたブログを読み返したり、逮捕後に話題となった「ダウンタウンなう」に出演した時の映像をYouTubeで観てから眠りについたのです。
その翌朝に逮捕のニュ‐スを目の当たりにしたのです…。
私自身、週刊誌の記事やネット上での噂は全く信用していなかったので本当にショックでした…。
今でもダメ‐ジは残っていますが、逮捕後1週間ぐらいは本当にテンションが低いまま生活しました。
なぜ清原ほどの人間が覚醒剤に手を染めてしまったのか…
最近の報道では選手時代(巨人~)から使用していたと言われています。
1997年、FA宣言をした清原は「ユニフォ‐ムの縦縞を横縞に変えてでも…」と熱烈なラブコ‐ルを送った阪神を断り、ドラフトで裏切られた巨人のユニフォ‐ムを選びました。
今思うと、これが大きな間違いだったのかもしれません。
巨人に入ってからは西武時代ほどの活躍は出来ず、不調時にはライトスタンドからの応援さえ無くなりました。
肉体改造を行い、それまでとはまるで別人のような風貌となり、その頃からマスコミに「番長」と呼ばれるようになり、清原自身も「言葉の暴力」で自分を叩き続けるマスコミたちに対して虚勢を張り続けた結果、いつの日か「番長清原」という虚像が定着してしまったのでしょう。
そして「巨人」という特別なチ‐ムのユニフォ‐ムを着てプレ‐する重圧に耐えきれず、覚醒剤に手を出してしまったのではないでしょうか。
たしか昨年の1月ぐらいだったかと思いますが、中居正広の「金スマ」で清原特集をやった時、「プロ野球選手にならなければこんなに叩かれることも無かっただろうから、野球に出会ったことさえ今は後悔している」と言っていました…。
人生というものは振り返って見ると、必ず誰でも「タ‐ニングポイント(分岐点)」というものがあります。
それはちょっとの違いではなく、「右と左」、選び方次第で全く違う景色になる場合がほとんどです。
人は皆、大小さまざまなタ‐ニングポイントを「これは左」、「これは右」と自らの意志で決めたり、アドバイスを受けたり、時には自分の意に反して決められたりしながら「今の自分」があるわけです。
「今の自分」に満足している時は全てを肯定的に捉えられますが、そうでない場合は「あの時…」という後悔が生まれますし、もっと最悪な場合にはそれまでの人生を「全否定」してしまうこともあると思います。
私自身、プロゴルファ‐になるという夢を諦めた時は「ゴルフ」というスポーツに出会ったことを本当に後悔しました。
でも、今となってはたくさんの出会いを与えてくれた「ゴルフ」にとても感謝していますし、唐揚げ屋の親父として充実した毎日を過ごすことが出来ているのは元を辿ればやはりゴルフ無しには語れません。
そして今は「唐揚げ屋」を生涯の仕事と決めた事を絶対に後悔することが無いように毎日を生きています。
清原和博にとって今が人生のドン底だと思います。
でも人は「地に落ちる」と本当の意味で「落ち着く」ものです。
再犯率が70%とも80%とも言われる覚醒剤を今後断ち切ることは本当に大変だと思います。自分だけの力では無理だと思います。
でも、どんな状況であっても親身になって応援してくれる人間は必ずいるはずです。
その人たちの協力を得ながら、悪い環境とは無縁の地で一から出直してほしいです。
どんな形でもいいから「あれがあったからこそ今の自分がいる」と今回の事が大きな肥やしとなり、本当の意味での「第二の人生」を踏み出し、自分を見失わずに生き抜いてほしいとファンの1人として心から願っています!
ではまた!!
次回更新は4月5日(火)です!