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No.268 初めての試練

お元気ですか?

今年は梅雨明けが遅く、7月中はヘロヘロになるような暑い日はほとんどありませんでしたが、梅雨が明けたかと思ったらとんでもない暑さが続いています。

揚げ場で仕事をしながら痛烈に感じることは、「間違いなく歳を重ねる度に暑さには弱くなってきている」ということ…。

業務用換気扇が回っている揚げ場では、エアコンを設置しても無意味なので、そろそろ壁掛けタイプの扇風機でも取り付け、少しはダメ‐ジを和らげようかと本気で考えている今日この頃です…。(汗)

7月初旬、息子がピッチャ‐の練習中に肘を痛めてしまいました。

ちょっとぐらいの痛さなら口に出さず、ガマンしてしまうタイプなのですが、その時は左肘を抑えながらマウンドを降りました。

その日のうちに近所の整形外科で診察をしてもらいました。私としては「すぐに良くなるだろう」と安易に考えていたのですが、気が付けば1ヶ月以上経った今でも、ボ‐ルを投げることだけではなく、バットを振ることさえ医者から止められています…。

7月末に開催された「県大会」は学童野球の晴れ舞台。

息子が所属する「Mが丘スポ‐ツ」は鹿沼市の大会で準優勝し、県大会の切符をガッチリ掴み取ったものの、息子は怪我のために県大会が始まっても全く出場することが出来ず、ただひたすらベンチで声を出していました。

普段の練習もみんなと同じメニュ‐はこなせず、グランドの隅で別メニュ‐をこなす時間がほとんどです。

仲間たちの前ではそんな素振りは見せませんが、家では毎日のように悔し涙を流す息子を見るのは親として正直辛いものがあります。

怪我をしてからは、一緒にストレッチをしたり、処方されている塗り薬を毎晩塗ってあげることが私の日課となりました。

ある夜、いつものようにおまじないをしながら薬を塗っていると、 「お父さん、肘痛くなってゴメン…」と息子がポツリと呟きました。

「なんでお前が謝るんだよ。一番辛いのは野球が出来ないお前なんだから謝る必要はないよ。」

「だって…お父さんもお母さんも俺が試合に出られないからつまらないでしょ?」

「そりゃお前が出ていた方が観ていて楽しいさ。でも、今までが順調過ぎたんだよ。当たり前のように野球が出来て、当たり前のように毎試合出してもらえた。それがどれだけ幸せなことか、お前も少しは分かったはず。怪我したからこそそういうことが初めて分かっただろ?」

「うん…」

「でもな、お父さんは今を楽しむようにしているんだよ。チ‐ムに迷惑をかけているってことはスゴく嫌だけど、こういう辛い事を乗り越えたら絶対にお前は前より成長するって思っているし!」

「そうなの?」

「そうさ!だからさ、ボ‐ルが投げられなくてもバットが振れなくてもやれることはやっておこうな!それが必ず後になって役に立つから!」

「うんっ!!」

息子に笑顔が戻りました。

ちょうど夏休みということもあり、今月に入ってからは、平日の仕事前に週3回は二人で練習をしています。

実家近くの野球場でランニングをしたり、捕球するだけのノックをしたり…。

1時間もやると、この暑さなので二人とも汗ビッショリになります。

それが終わると車に乗り込み、エアコンを浴びながらバッティングセンタ‐へ向かいます。

バットを持って打席に入っても実際にボ‐ルは打たず、ボ‐ルのスピ‐ドに合わせてタイミングを取る練習です。それをひたすら繰り返します。

顔見知りのスタッフも「バッティングセンタ‐に来てボ‐ルが打てないのは辛いねぇ~」と苦笑いです。

以前のブログでも語りましたが、人間は辛い事、苦しい事を乗り越えた時にこそ成長すると、自らの経験も踏まえ確信しています。

諦め、逃げ出したくなるような苦難や八方塞がりの時ほど、歯を食い縛りながらそれを乗り越えて掴み取ったものは大きな自信へと繋がります。

今回の事は、私から見れば大した事ではありませんが、まだ人生11年目の息子にとっては「初めての試練」に違いありません。

息子にそういう機会を与えてくれた「野球」というスポ‐ツに感謝していますし、後で振り返った時に「俺はあの怪我があったから強くなれた!」と思える日が必ず来ることを信じて、私だけでなく、家族みんなで息子をしっかりとサポ‐トし、応援し続けていきたいと思っていますっ!

ではまた!!

次回更新は9月9日(金)です!

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