• 店長

No.280 「言わない」or「言えない」?

お元気ですか?

夏休みが終わり、息子はまた元気に学校へ通い始めました。子供が長期休暇に入ると、生活リズムが一変しますので、学校が始まるとホッと一息つけるというのが本音のところです。<どのご家庭もそんな感じではないでしょうか…(笑)>

今年の夏休みは学童野球も一段落したので、親子共々「リフレッシュ」の意味で8月は野球から完全に離れてみました。

その代り、小学校最後の夏休みとなるので、可能な限り一緒に過ごしました。

那須(昆虫ワ‐ルド、那須ハイ)、ゴルフ練習、大阪(USJ、甲子園観戦)、クワガタ捕り、魚釣り、一万人プ‐ル、夏旅行…

定休日(水曜日)は自分の予定を全く入れず、平日の午前中も可能な限り時間を作って、一緒に思いっきり遊びました。

来年からは中学生となり、親と一緒に出掛けるのを嫌がり始めるでしょうし、夏休みなどは部活動でほぼ毎日練習だと思いますので、「これだけ一緒に遊べるのも今年で最後か…」と寂しく思いながら、身と財布をすり減らしながら「完全燃焼の夏休み」を過ごしました。

夏休みが終わる頃、息子は「あぁ~早く野球がやりてぇ~!!」と言い出したので、狙い通り、最高のリフレッシュが出来たかなと思っています。

私は、若い頃から友人達に「お前は思ったことを何でも口に出来るからいいな」、「それだけ好き放題言いたいことが言えたら楽だよな」なんてことを事あるごとに言われ続けてきました。

全否定はしませんが、私自身としては言いたい事が10あったとしたら、実際口に出すのはせいぜい半分くらいです。(私を知る人がこのブログを読んだら「おいおいっ!」とツッコミを入れるところでしょうが本当なのです)

「ここは我慢だろ」、「ここはスル‐した方がいい」、と思われる場面になればなるほど、相手が誰であろうと容赦なく噛み付くのでそう思われるのかもしれません…。

数か月前、こんなことがありました。

朝から1人で東京に出掛け、1日中歩き回って疲れたので、帰りは新幹線で帰ろうと思い、切符を購入するために「みどりの窓口」へ向かいました。中に入ると結構混んでいて、10人以上は並んでいたと思います。

かなりの待ち時間でしたが、スマホ片手に暇潰しをながら気を紛らわせ、ようやく列の最前に辿り着きました。

すると…

私の前で切符を購入した50過ぎの酔っぱらったおっちゃんが、もうすでに切符は買い終わっているのに窓口の若い女性社員に話しかけベラベラ喋っているのです。

(女性社員は笑顔の中にも困った表情を交えながら対応していました)

「イラッ」とした私は心の中で10カウントを数え始めました。

(昔読んだ「怒らない」という短気な人向けのアドバイス本の中に「すぐに怒らず心の中で10数えてみると怒りが静まることが多い」と書いてあったのです。)

「1・2・3…」

心の中でカウントし始めましたが、私の場合、カウントが進めば進むほど更に怒りが増していきました…

そして「10」と数え終わった時には怒りは頂点へ…

「おいっ!おっさん!!いつまでベラベラ喋ってんだっ!!!後ろで待ってんのが分からねェ~のか!!!!」とMAXの怒鳴り声を上げました。

おっちゃんは目を丸くして驚き、そそくさと窓口を後にしましたが、私にも驚くことが起こったのです。

怒鳴った直後、私の後ろに並んでいた同年代の男性が、私の耳元で「おっしゃる通り!」とつぶやいたのです。

その声に振り返り、何気なくその後ろに並んでいる人たちを見渡すと私に対して皆が笑顔でお辞儀をしているのです。

窓口に行き、若い女性社員に「いい迷惑だよね!」と声を掛けると「助かりました。有難うございました」と、まさにフジテレビの「スカッとジャパン」を彷彿させるような展開になったのです。

切符を購入し、ホ‐ムに向かいながら私は思いました。

「感じることや思うことはそう大差はないんだ…」

「それを口に出すか出さないか(出せるか出せないか)だけの差なんだ…」

45年も生きていれば様々な人たちと接してきました。

その中で1つ言えることは「面と向かって言わない(言えない)人間に限って必ず陰口を叩く」ということです。

私からすると、そっちの方がよっぽどタチが悪いと思います。

私は「物分かりの良い大人ぶった人間にはなりたくない」とずっと思いながら生きてきましたから「もっと大人になれよ」なんてたまに言われると心底腹が立ちます。

それが「大人」だと言うのならそんな「大人」になんかなりたくないと、今でも微塵も変わらず思いながら生きています。

周りの目を気にして、「これを言ったら悪く思われちゃうから」とか「これを言ったらみんなに嫌われるから」などと傷つくことを恐れ、「大人」という都合の良い鎧をまとおうなどという気はサラサラありません。

人目を気にして「自分」を失うより、人目を気にせず「自分」でありたいからです。

それで嫌われたらそれでいいのです!

10人いたら10人から好かれることなど不可能です。良くて2,3人でしょう。

プロ野球選手だって打率3割なら「一流」!

それを10人全員から好かれようとするから自分を見失い疲れてしまうのです。

風が吹けばクルクルと向きを変える風見鶏のように…。

こんな風ですから誤解される事も多いし、正直疲れることも少なくありません…。

自分でも「もっとノ‐カンに生きてりゃ楽なのになぁ~」と思うことも何度かありました。

先日もかれこれ25年の付き合いになる友人と飲んだ時に「お前は誤解されやすいんだよなぁ」としみじみ言われました。

「俺の常識はお前の非常識 俺の非常識はお前の常識」

人の数だけ考え方がありますから、皆が皆、言いたい事だけ言っていたら世の中成り立たなくなってしまうとは思いますが、「言わない」と「言えない」は大違い。

時には感情をむき出しにしてでも勇気を持って言わなくてはならない場面と言うのが生きていれば必ず訪れるものです。

「本気の言葉(本音)」というものは、すぐにではないかもしれませんが、いつの日か必ず心に響きます。

それが新たな信用や信頼関係に繋がるということもこれまた紛れもない事実なのです!

ではまた!!

次回更新は9月30日(土)です!!

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