No.306 せせら笑い
お元気ですか?
日本で初めて開催されたアメリカの男子プロゴルフツアー(PGA)「ZOZOチャンピオンシップトーナメント」はスーパースター「タイガーウッズ」の優勝で幕を閉じ、日本のエース「松山英樹」も2位に食い込むなど、見応えのあるトーナメントとなりました。
しか~し!
私がやっとの思いで手に入れたチケットは「雨天中止」で払い戻し…
前夜から千葉に入り、車中泊までしたのに「千葉県ドライブ」で終わってしまった…(涙)
「一生に一度はタイガーウッズを見ておきたい!」という思いは来年に持ち越しとなりました!
来年こそはタイガーウッズ」が振り返るくらいの大声で「タイガーァ~!!!」と思いっきり叫びまくりたいと思っています!

例年、「10月」は秋晴れという言葉が良く似合い、雲一つない晴れの日が多いはずですが今年は異例の10月となってしまいました。
太陽が顔を出した日は数えるほどで雨の日が多く、9月の15号に続いて19号というとんでもない台風が関東に上陸してしまいました。
先週も上陸こそしませんでしたが、21号の影響で千葉では死者が出るほどの大雨をもたらしました。
私の住む鹿沼市(栃木県)でも台風19号によって数多くの大きな被害が出てしまいました…。
先輩の会社(工場)は川の決壊により、工場内は80cm浸水し、80台を超える精密マシーンも泥水に浸ってしまいました。
お昼時に合わせて唐揚げを差し入れに行った時、工場内を見させていただきましたが、「業務が再開されるまでに果たしてどれくらいかかるのだろう」と思うくらいの光景でした…
これからの日本は「100年に一度」と言われるようなことが頻繁に起こり、「当たり前」のようになっていくような気がします。
特に台風は地球温暖化による海水温上昇で大型化しやすく、毎年とまでは言いませんが、今後は数年に一度のペースで19号のような台風がやってくるのではないでしょうか。
国は起こった後に慌てて行動するのではなく、特に「河川」は徹底的に調査して出来る限り氾濫や決壊を起こさない予防策(工事)を進める必要があるでしょう。
そしてもう1つ言えることは…
河川敷の利用方法です。
私の住む鹿沼市も黒川沿いに公園や野球場などの施設があり、多くの市民に活用されていますが、今回の大雨でそのほとんどは「川原」と化してしまいました。
4,5年前の大雨の時も今回と同じ姿になりました。
やっときれいに整備され、元通りになったと思ったらまた…
あの工事でどれだけの費用がかかったのか…
素人考えではありますが「億」は下らないと思います。
そして今回もまた…
これだけ自然環境が激変している今、河川敷を有効活用することが正しい選択なのでしょうか。
決壊した箇所や土砂崩れがあった箇所は、工事によって再発を防げる可能性は高いと思いますが、河川敷は元通りになるだけで、再び大雨になると、いともたやすく「川原化」してしまいます。
であるなら、河川敷を削り、護岸を強靭なものにして水量のキャパを増やしたほうが賢明かと私は思います。
河川敷の公園や野球場などは安全な場所に移設して利用できるようにするもの1つの方法かと思います。
今回は関東、東北地方に大きな爪痕を残りましたが、日本全国どこでも今回のような台風が上陸したならば同じような被害をもたらすことは間違いありません。
病気やケガと一緒で「治療」よりも「予防」
今の「地球温暖化」を元に戻すことはまず不可能だと思います。
地球規模で見ると、世界の人口は右肩上がりで増え続けます。
(2019年…77億人 2050年、遅くとも2100年には100億人を超えるといわれています)
このことを考えると、様々な要因で地球温暖化は加速し続けていくことでしょう。
「地球温暖化」に対して本気で何かを取り組んでいる人、何もしていない人…
恥ずかしながら私は後者の人間です…
でも、「そろそろ何か1つでも始めた方がいいかも」と考えるようなっています。
1人が何かを始めたってどうなるものではないとは思います。
でも、やらないよりはやった方が良いことは間違いなさそうです。
天井を向いて唾を吐けば必ず自分にかかるように地球からの「しっぺ返し」が少しずつ始まっていることは誰もが認めざるを得ないところであり、今回の台風19号は「お前たちそろそろ本気で気がついた方がいいぞ!」とせせら笑いながら通り過ぎていったような気がしてならないのです!
ではまた!!
次回更新は11月30日(土)です!